昨日(2017/5/9)元ジャカルタ州知事通称アホック氏が

禁固2年の実刑判決を受けた。

日経新聞

ご存知ない方もいるかもしれないので簡単に背景を説明すると

華僑でクリスチャンのアホック氏は今までのインドネシアにはない

歯に衣を着せぬ発言と様々な案件を実行してきた実行力のある知事で

良い意味でも悪い意味でも世間から注目を集めていた

それ故に多くの反感をも買っていた

そしてその知事が自身の再選をかけた選挙活動中

「コーランを使って惑わされているから私に投票できない」

と発言したこの言葉は、国民の90%がイスラム教のここインドネシアで

大多数のムスリムを敵に回すこととなり、最終的に昨日の裁判で

宗教冒とく罪として有罪になった

今回の件は実に非常にナイーブなお話しで

私も簡単に公の前で発言することはできないので

自分の意見を言うのは控えようと思うが、どうしても今感じている

この気持ちを一人のブロガーとして表現しておきたかった

今回のこの有罪判決はインドネシアの様々な問題を世界に示したことになったと思う

宗教の問題

人種の問題

政治の問題

汚職の問題

どれも一言で片づけられる問題ではないし、意見をするのも難しいが

この事件は多くの外国人そしてインドネシア人を落胆させた

そしてインドネシア人でも知識人や高等教育を受けた多くの若者たちに

この国に未来はない、さっさとこの国を捨てて海外に出た方がよいと思わせた

私も当初好きで滞在したこの国だが、このような事態に直面するたびに

どんどん嫌いになりそうで怖い

この国では正義が通用しないのだ

法律が通用しないのだ

そして自分もいつ巻き込まれてもおかしくないこの社会にいる

意味はあるのだろうか、と考えてしまう今日この頃

結局ムスリム以外を排除したいどこかの大統領の逆版に

見えてしまう

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